東京大学大学院工学系研究科附属エネルギー・
資源フロンティアセンター
現代の繁栄を支えてきた資源開発の工学<貯留層工学>は、これからもエネルギー安定供給と低炭素化で人類に貢献し続けていきます。この社会連携講座は、株式会社INPEXとの社会連携により、より低炭素なエネルギーの安定供給に向けた、石油・天然ガス開発とCO2の分離回収・地中貯留(CCS)のための技術開発と研究を目的に開設されました。
株式会社INPEXサブサーフェス開発ユニット貯留層・生産グループ
2005年 早稲田大学理工学部環境資源工学科卒。 2007年 早稲田大学大学院理工学研究科環境資源及び材料理工学専攻修士修了。同年 株式会社 INPEX 入社。海外試掘井の生産テスト、海外アセットの貯留層モデリング・シミュレーション、国内操業ガス田の開発・管理を担当。 2015年 Texas A&M University 留学(Petroleum Engineering 博士課程)。 2019年より技術統括本部にて、油ガス田および CCS プロジェクトの貯留層・ジオメカニクスモデリングとシミュレーション、ヒストリーマッチング、開発計画策定などのプロジェクト技術支援を担当。併せて CCS 地下モニタリング最適化や AI によるシミュレーション高速化などの貯留層技術に関する R&D に従事。
株式会社INPEXサブサーフェス開発ユニット貯留層・生産グループ
2007年 京都大学工学部地球工学科卒。 2009年 東京大学大学院工学研究科システム創成専攻修士修了。同年 株式会社 INPEX 入社、国内操業ガス田の開発・管理および海外アセットの貯留層モデリング・シミュレーションを担当。 2012年 ADNOC Offshore(旧 ADMA-OPCO)へ出向し、海上油田の開発・管理を担当。 2017年より株式会社 INPEX に復職し、Enhanced Oil Recovery(EOR)関連の調査・研究、CO₂地中貯留(CCS)プロジェクトの技術検討、Digital Rock Physics を用いた解析業務に従事。
INPEXは、エネルギーの開発・生産・供給を安定的で持続可能な形で実現し、より豊かな社会づくりに貢献することを経営理念に掲げています。エネルギー業界を取り巻く環境が変化する中で、エネルギーのセキュリティ(安全保障)とアフォーダビリティ(量的・価格的に安定した供給)の確保、これらをサステナビリティ、すなわち脱炭素化に向けた環境配慮とのバランスを取りながら同時に進めていくことが重要です。INPEXは「INPEX Vision 2035」に基づき、より低炭素なエネルギーの安定的な供給と、持続可能で地球環境に配慮した「責任あるエネルギー・トランジション(移行)」を目指しています。既存プロジェクトの安全・安定操業を最優先し、「エネルギーの安定供給」という責務を果たしつつ、同時にCCSや水素をコアとした低炭素ソリューション事業、更にはINPEXならではの力を活用した新規分野での事業展開を推進して参ります。
以上の事業活動を踏まえ、このたび、東京大学と社会連携講座「持続可能なエネルギー資源開発のための先進的貯留層工学」を共同開設しました。地下の石油・天然ガス資源の開発やCO2地中貯留に必要となる技術分野「貯留層工学」に焦点を当て、エネルギー安定供給と低炭素化に資する研究・技術開発を推進していきます。また、国内では「貯留層工学」を専門に扱う大学が少なく、人材育成も重要な課題です。東京大学と連携し、エネルギー開発やCCSに関わる技術習得と教育の充実を図り、持続可能な社会の構築をリードする次世代の専門人材育成にも取り組んでいきます。
株式会社INPEX:https://www.inpex.com
東京大学大学院工学系研究科附属エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER):http://www.frcer.t.u-tokyo.ac.jp
INPEX 経営企画本部 広報・IRユニット
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